2013年3月25日月曜日

地域の高大生の会へ行ってきました【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

高大生の会
先日、中央A地域(中央線沿線)で、高大生の会がありました。
今年、YLへ行く子たちや帰国生(もちろん日本人)、
また今、日本に来ているIn Japan生たち(ドイツ、タイ)や
春のロシア青少年交流で来日中の子、韓国から里帰り中のYL生など
たくさんの高校生、中学生が集まりました。


どの子も、普通におしゃべりを楽しみ、
自分の口で自分の聞きたいことを聞いたり話したりして
ヒッポの中ではよく見る風景です。
こんなふうにとくに構えることもなく、初めて会ったふうでもなく
場を楽しむ高校、中学生たちがいること、それが日常にあるっていうことが
豊かだな~と思うのですが、自画自賛かなー。

帰国生たちは、自分たちの留学中の体験を話したり、
今、日本に来ている来日留学生たちは、これから留学する子たちに
いろんなことをアドバイスしてくれたり、
また去年、日本にイヤロンで留学していた韓国の子は
帰国後の今、考えていることを話してくれました。
どの子も、自分自身それぞれの夢を持っていて、ピカピカしてましたよー。

fromタイ
                                                                                                     fromロシア









                                                   fromドイツ
 from タイ

from韓国


いろんな地域で、こんな会がありますよね。
写真を送ってくれたら、この場で紹介します~。

2013年3月14日木曜日

謎の数字カプレカ数【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】




山崎先生からの問題です。
今までの小数点以下がいっぱいの数字から、ちょっとお別れして、
3ケタの数字の計算です。
(ホッとしますよね。でも、それも束の間なんですよ・・・。)


                
                                                              
千葉の吹戸美南ちゃんが描いてくれた山崎先生



今、1から9まで9枚のトランプのカードがあるとします。その中から3枚のカードを選んでください。
例えば、それが8と1と6だとします。
この3つの数字を、大きい順に並べて「861」という3ケタの数字と小さい順に並べて「168」という数字をつくり、
大きい方から小さい数字を引きます。

861-168=693

これをまた大きい順と小さい順に並べ替えて、「963」と「369」という数字をつくり、
同様に引き算をします。

963-369=594

同様に何回か、操作していくと何かが見えてきます。
それはなぜかを証明してみてくださいね~。

計算はすごく簡単だったし、面白いことは見つかるのですが「なぜでしょう?」と聞かれて、
頭の中が???となってしまった私に先生からヒントが届きました。

1)カプレカ数を探す操作をすると、常に2ケタ目は9になる。
2)1ケタ目と3ケタ目についても何かが見えてくる。

それらを使って、なぜそうなるのかを考えてみてくださいね。

2013年3月12日火曜日

トラカレオープン講座その2【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

10/9の二乗を計算してみましたか?
私は数学があまり得意ではないので、子どもたちを引っ張り込んで
一緒に、計算してみました~。
(あ、計算は電卓がやったのでした (^_^;) )

1.2345679012345679・・・・・と無限循環小数になるのですが
どういうわけか、8がありません。
どうして8がないのか?
きっと先生は、そこを聞かれているのだな~と思い
次に、息子と筆算でやってみることに・・・。

まず10/9を計算すると1.1111111・・・となり
その二乗ということは、
1.1111111・・・×1.1111111・・・ですよね。
たとえば

1.111111111111111×1        =1.111111111111111
1.111111111111111×0.1        =0.1111111111111111
1.111111111111111×0.01      =0.01111111111111111
1.111111111111111×0.001     =0.001111111111111111
1.111111111111111×0.0001   =0.0001111111111111111
1.111111111111111×0.00001 =0.00001111111111111111
このあとずっと同様に続き、15ケタくらいまでやってから
答えを足していくと、1.234567となっていき、
足して繰り上がるところで、ちょうど8が飛んでしまうことが
わかりました。

先生に、ちょこっとだけ「こんなことをしました」とお知らせすると
すごく喜んでくださって、
「掛け算と足し算でやったのですね。次は別の考え方、引き算と割り算でやってみてください」とお返事がありました。

10/9の二乗は、100/81ですから、100を81で割ってあげればいいわけです。
またも、筆算でやっていくと、
余りの数が、19、28、37、46、55と、1の位と10の位を足すと10になるような
数が順に出てきます。
だけど、64、73までいくと、82はなくて(81で割ってるんだから、当然そうなりますよね)
ここで、答えのほうが8が飛んで9となってしまうのですね。

なんのこっちゃ?という方は、ぜひ筆算で計算してみてくださいね。
なぜそうなるのかは、わからないけど、
きれいに数字が並ぶことが面白い!って私は思ったのですが・・・。
いかがでしょうか。

ここまでやった人は、次があります~!
またも次号へ

2013年3月8日金曜日

なんトラ潜入!【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

 なんトラフィールドという物理を楽しむフィールドが昨日ありました。
このフィールドは、トラカレのシニアフェロウでもある南部陽一郎氏の「クォーク」を輪読したり
アインシュタインの特殊相対性理論に挑戦したりしています。

今はヒッポで出版している「量子力学の冒険」に取り組んでいるんだそうです。
いろんなフェロウやメンバーが、順繰りにわかったことや、面白いと思ったことなどを発表したり、皆で本を読んだりしていて、今回はJR中央線沿線のメンバーが司会チームということを聞いて、ちょこっとだけ覗いてきました。







難しいことも、楽しくわかっちゃおう、みんなで近づこうというスタンスなので
劇仕立ての時もあるし、ダンスパフォーマンスから始まるときもあるみたい。

でも、踊ってばかりいるわけではなく、
このあと、彼女たちは、ボーアやボーアの考えたことを
わかりやすいことばで伝えていましたよ~。

すごいな~と思っていると、
「別にわかって話しているわけではなくて、きっとこれはヒッポと同じで
ことばを歌っていると自分のことばになっていくのと同じように、
物理のことも、きっと話しているうちに自分でもわかっていくんだと思う」と話してくれた人がいて
なんだか、すごく同感してしまいました。



誰でも、いつからでも参加できるので、
ぜひ次回は皆さんも参加してみてくださいね。
次回は4/16だそうです。

2013年3月6日水曜日

トラカレオープン講座その1【ヒッポファミリークラブ広報室ブログ】

春のオープントラカレ講座
東京・渋谷ヒッポファミリークラブ本部にて
3/22(金)~3/29(金)9講座、開催します。
詳細はこちら

その一つ、3/29(金)10:30~12:30の講座は、トラカレシニアフェロウの
山崎和夫先生(理論物理学/京都大学名誉教授)です。
山崎先生は、ハイゼンベルクの元で量子力学を研究されてきた方で
トラカレでも、量子力学はもちろん、物理のことや
ドイツでの研究室の出来事などを話してくれ、とても楽しい授業でした。

オープン講座でも、ホワイトボードいっぱいに数式を書くような時もあるし
ハイゼンベルク先生のエピソードなどを話してくれる回もあり、毎回楽しみ!
今回は、
「数を楽しむ~先生に教えられたことを覚えるだけでなく、
自分で考えて解った時の大きな喜びを~」というテーマです。

数式を解くことは、物理でいうと実験のようなもの。
自分の手を動かし、頭で考えてやることが大事とおっしゃる山崎先生。
そんな先生から、算数好きの小学生、中学生たちに
「最近、こんなことにはまってます。皆はわかりますか?」とメールをいただきました。
さて、皆さんはわかりますか?

10/9の二乗はいくつになるでしょう?
桁数の多い電卓で計算してみてください。
1.23456・・・ときれいな数式になりますが、小数点以下をさらに求めていくと
ある変なことに気づくでしょう。
どうして、そうなるのか考えてみてください。


そして、その先の問題も先生からいただきました。
それは、次号で・・・。